くじらやのこだわり [外食]

 元祖くじらや といえば、渋谷に昔からあるくじらの肉を食べさせてくれるお店です。
 目上の知人から折り入って相談があるとのことで、静かに話せる場所を、ということでこちらに伺いました。

 それにしても、にんじんまで、くじら型にするなんて、恐るべし。

はりはり鍋


 はりはり鍋を食べたのですが、これがまた、水菜ばかりという恐るべき鍋。くじら肉が2人前で寿司屋のネタサイズ6切れくらい。これで鍋1人前3500円ってのはすごいなと色々な意味で感心してしまいました(出汁が美味しかったのが救い)。
 いやですね、くじら肉を食べる文化がない、鯨の脂だけ使って捨ててきた欧米人が今になって「くじらを守れ」と叫びながら、タイムボカンシリーズの悪役メカ(というよりガンダムのMAビグロ?)みたいな船で鯨調査船に自爆テロのごとく襲いかかってくるようなご時世だからと言っても、「いやこれは」と思わず言いたくなるほどの少なさです。
 ついでに、くじら肉にまぶしてある片栗粉はもう少し薄めでも十二分に美味しいと思います。

 そして、ママいわく「私の時代なんて、給食で出て、もう飽きたってくらい食べた」と言わしめた鯨ベーコンなるものも食べてみたのですが、正直、英国式飲み屋のHUBで出てくるような塊のベーコンを期待していた身としては、980円でこのうす~いベーコンというのは複雑な心境でした。厚させめて1センチとは言わないまでも5ミリ以上はほしかったかも。そんな、ふぐさしみたいに美しいスライスをしなくてもいいので……。

 何ですかね。
 くじら肉というのはやっぱりこう、プレミア性が高いからこそ、こういう風に少なめに出るものなのでしょうか。
 食べながら、シーシェパードの存在とか食文化とか、高尚なことを考えるより、「もっと量が……」なんて俗っぽいことを考えてしまう娘なのでした。



 何はともあれ。
 ごちそうして下さった知人様、本当にありがとうございました。
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